・カフェの業態と音楽の関係性
カフェで音響にこだわる理由。
カフェ業態でも最近音響にこだわるところが大変増えています。
実際にカフェの定義というのがあるかどうかは定かではありませんが、日本のカフェ事情というのは、いろんなおしゃれだったりサブカルチャーの雑誌を置いたり、内装でお店の世界観を示したり、家具に凝ったりするお店が多く、 文化の発信地としての性質を持ちながらも、喫茶店とBAR、レストランなどを複合した業態が多く見られます。
そういった中で、一つの柱として存在しているのが音楽であるといえましょう。
貸切パーティーやちょっとしたイベントを開催する予定はありませんか?
カフェと音楽、音響システムのかかわりといえば、パターン的に述べると、DJブース、ミニライブ、結婚式の二次会、バースデイパーティなどのミニパーティなどがあげられると思います。
普段はカフェ営業、週末の夜はDJイベント、というパターンのお店や、日曜日の昼はミニライブが入ったり、そういうパターンもよく見受けられます。
場所は大小色々あるのでしょうが大体パーティなどの場合でもスタンディングで20,30人から多くても100人くらいのところが一般的なのだろうと思います。
カフェでよく見受けられるのが、そういった貸切やDJパーティなどの音響を想定せず、最初から設置してあった容量の小さいサウンドシステムでいっぱいいっぱいになりながら出力してしまうパターンです。
マイクの音がひずんでいたり、DJの音がビリビリになっていたりするパターンもたまに見受けられます。
リピーターや口コミを増やすためにも音響は大切。
文化の発信基地というスタンスで考えると、これではやはり、さみしいですし、そもそも貸切パーティの場合でもお金をとれるレベルに達していない音響システムの場合はやはりリピーターの確保や、口コミなどが広がっていきません。
業務的な音響というと大変高額なイメージがありますが、カフェの規模の音響ですと、現在では10万円以内で下手すれば5万円程度でもそこそこなるものが手に入るのは、意外と知られていません。
文化の発信も適した受け皿がないと育っていかないので、カフェ業態こそ、音響はしっかりとしておくべきだと思います。
具体的には、それなりの容量のサウンドシステムと、PAミキサー、マイク複数本、スピーカースタンドやマイクスタンド類などは必須です。
・カフェに設置する際に気を付けたいこと
貸切パーティーと通常営業で、音響を分けるか分けないか。
音響を導入する際に検討すべきは、パーティ用の音響と普段の音響を使いまわすかどうかという事です。
常時PAスピーカーを設置可能なところであれば、そのスピーカーで通常営業も使ってしまうのは一つの手です。PA、業務用スピーカーはごついので、一見カフェに不似合かなと思われる方もおられると思います。
しかし、スタンドに設置して常時そこから音を出すと、音響的な安心感や、ここはパーティや二次会ができそうだな、というイメージ付になる効果も期待できるので、割とおすすめだったりもします。
DJブースを設置するカフェ、増えています。
また、DJブースを設置するお店もカフェにおいては少なくありません。
DJ機材のセレクトに関しては、専門店の話を聞いて、故障率の低い安定したモデルを選ばれることをお勧めします。
また設置の際はケーブルの引き回しなども注意したいところです。
内装や雰囲気が命だったりすると思いますので、ケーブルがごそごそしていたり、床にだらだら這わせてあったりするとオシャレな雰囲気が台無しなので、きれいに取りまとめたいところです。
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