DJM-450の魅力。それは「音質が良い!」、「機能が多い!」といったような“よくある”ポイントではなく、決定的に他のDJミキサーより優れている点があります。それは“現場対応力が極めて高いDJミキサー”ということ。
みなさん、クラブでDJしたことありますか?
クラブでDJをされる方はよくご存知かと思いますが、クラブに置いてあるDJミキサーは、Pioneer DJの4ch仕様のDJミキサーであることが圧倒的に多いんですよね。具体的な機種名を挙げるとDJM-900NXS2、DJM-900NXS、DJM-850、DJM-750MK2などなど・・・。
その中でも現行で最上位モデルとなるDJM-900NXS2。なんと税別売価25万円。超高額。しかしそのサウンドクオリティー、操作性はやはり別格です。
DJM-450は一言で言えば“DJM-900NXS2を2ch仕様にした弟分的ミキサー”。
EQ、フェーダー、エフェクターの配置はDJM-900NXS2と全く同じで、そのまま2ch仕様にまとめ上げた廉価版のような仕様。
一般的には2chしか必要ないというDJがほとんどですので、家で使用するにはこれで十分すぎるというわけ。
操作パネルの配置が同じと言うだけでなく、EQやフェーダーの操作性、ニュアンスも全く同じです。
家で練習を重ねた成果を、クラブでそのまま発揮できるDJミキサー。
ダンスミュージック全般はもちろん、ボディもコンパクトだからスクラッチや二枚使いをしたいHIPHOP DJにも超オススメです。
まず気になる値段。税別70,000円。既に「安い!!」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、言うのはかんたん。なかなかポンと出る金額ではありません。
このDJM-450には、「rekordbox dj(税別15,000円)」というPCDJソフトのライセンスキーに加え、ターンテーブルやCDJなどでこのrekordbox djをコントロールするための、「rekordbox dvsライセンスキー(税別12,000円)」がなんと無償で同梱されています。
これらのライセンスキー、合計すると税別27,000円分。本当なら別途買わなければならないのにタダ!
この合計金額をDJM-450の価格税別70,000円から差し引くと、DJM-450は“なんと実質、税別43,000円”ということになるのです!!!
普通ならDJミキサーを買って、PCDJしたかったらソフトやDVSライセンスを別途買わなければいけないのですが、DJM-450はオールインワン。アナログターンテーブルでDVSをされたい方のみコントロールバイナル(別売)が別途必要ですが、すぐに今現場で主流のDVS(ターンテーブルやCDJを使ってコントロールするPCDJプレイ)の環境が整います。
レコード、CD、データでDJされたい方にももちろんオススメのDJミキサーですが、PCDJ環境まで追加投資無しで構築できてしまうんですね!
PCDJが主流の今、「いずれはPCDJもやってみたいな~」という方はほぼ100%。
DJM-450なら追加で費用がかかるようなことはありません!
※現在は価格改定があり、DJM-450本体の価格が税別95,000円となっております。
※現在rekordbox ver6以降ではサブスクリプションでのライセンス管理が行われております。DJM-450を使用する場合は以前と変わらず、有償ライセンスが無くともrekordboxを使ったPCDJが可能です。(2023/6/9追記)
当然ながら音質にはこだわられています。単に音の聞こえがいいのとはワケが違います。
DSPはなんと64bit処理。
DSPとはデジタル信号処理のことで、この値が高いということは処理が早いということです。
処理が早ければ早いほど音のもたつきが減り、スピード感や解像度が上がります。
これが高域の透き通った伸びや、ブレのない締まった低域の再現につながり、結果として高音質ということになるわけですね。
要するに楽曲が持つたくさんの情報量をテキパキ仕分けてしっかり聞かせることが出来るわけです。
この価格帯でこの仕様は信じられないレベル。DJM-900NXS2の弟分と名乗るのに恥じないクオリティーです。
DJM-450の最大の魅力。何と言っても高品質な2種類のエフェクターを搭載しているということ。
1つ目は「SOUND COLOR FX」。EQの下にあるシルバーの大きなノブです。ノブの左側にある4種のエフェクトから好きな物を選んでボタンを押下。後はこの大きなノブをグリッと回すだけで自由自在にエフェクトをかけることが出来ます。
もう1つは「BEAT FX」。曲のBPMを自動で解析し、エフェクトの種類と、エフェクトがかかる間隔、エフェクトをかける対象チャンネル、エフェクトの掛かり具合を決めたら、後はON/OFFボタンをONにするだけで、自動的に曲のテンポに合わせたエフェクトがかかります。
今となってはエフェクター搭載のミキサーは全く珍しくありませんが、先に書いたように現場設置率の高いDJミキサーと同じ操作で使用できるエフェクターを搭載しているということが大きな魅力です。
DJM-900NXS2と比べると種類は若干少なくなるものの、主要なエフェクターがズラリ。家にDJM-450があればエフェクターをふんだんに使ったMIXも現場でバッチリ再現できます。
「あんなに家で練習したのにクラブのミキサーは使い方がわからない・・・」なんていうことがありません。
これからDJを始める方にはわかりにくいポイントかも知れませんが、Pioneer DJのミキサーが支持される理由は音質や機能面だけではなく、もっと根底にある使いやすさ。
各音域を調整するEQやボリュームフェーダーのカーブ(音の増減のニュアンス)がとにかく良いんです。
ミキサーによってある程度クセがありますが、DJM-450はクセが少なくとってもナチュラル。各音域やボリュームの調整をシビアに出来るため、音の混ざり具合が心地よく、スムーズなMIXをしやすいというポイントが挙げられます。
さらにEQはISOLATORへの切り替えスイッチ搭載で、-∞dBまでカットできる仕様に。ハウス、テクノ、EDMなどのダンスミュージックでは低域をバシッとかき消すようなプレイでメリハリを付けたMIXが可能になるため確実に重宝します。
かんたんに言うと“どんなジャンルのDJでもMIXがうまくなる”ミキサ―なのです。
Pioneer DJの主要ミキサーに続々と搭載され続けている信頼の高品質クロスフェーダー「MAGVEL FADER」を搭載。
25万円するDJM-900NXS2と全く同じフェーダーを備えています。
その実力は、何と1,000万回以上の操作にもへこたれない高耐久性。もちろんスクラッチの切れ味もスムーズなフェードもバッチリ対応。
頑丈でブレも気にならない、Pioneer DJ自慢のハイクオリティーなクロスフェーダーです。
DJM-450は本体右上にUSB端子を備えています。ここに例えばiPhoneやiPadをつなぐことで、アプリの音を各チャンネルに振り当てる、もしくは外部入力としてフリーに再生することが出来ます。
例えば楽器演奏アプリを起動してライブパフォーマンスとしてDJ MIXに加えたりすることも出来ますし、DJセット用に高音質なモニタースピーカーを使っている場合などは、面倒な配線の切り替えをしなくても、USBにiPhoneをつなげば、DJセットが接続されているスピーカーでスマホ内の楽曲を高音質再生することが出来たりします。
DJM-450は、家で音楽を楽しむ重要なツールにも成り代わってくれんです。
こんなの待ってた。やっぱりPioneer DJは目の付け所が違います。
2018年1月、Pioneer DJよりiOS用に「DJM-REC」というアプリがリリースされました。
これは、本体右上にあるSEND/RETURN USB端子にiPhoneやiPadをつないでアプリを起動することで、iPhoneやiPadに直接DJ MIXを高音質録音することが出来るというもの!
しかもこのUSB接続は音声だけのやり取りではなく、ミキサーのフェーダー位置などの情報も送信しており、クロスフェーダーの動きで楽曲の切り替わるタイミングを把握し、タイムスタンプ情報として記録できるのです。
さらに録音し終えたMIXは、LOUDNESS処理+SUB BASS処理で音圧をアップさせることができ、誰でも迫力のあるクラブサウンド編集が出来ます。
さらにさらに!このデータはMixcloud、Dropboxなどにかんたんにアップロードすることが出来るなど、作成・編集・共有まで一貫して行えるパワープレイアプリ。DJM-450をはじめ、DJM-REC対応のDJミキサーをお持ちの方は是非その画期的な機能を体験してみてください。
※30日は無料で使用でき、その後も使用されたい場合は1,200円で有料版を使用できます。
※このDJM-RECは、デジタルセンドリターン機能のついたDJミキサーシリーズ DJM-TOUR1、DJM-900NXS2、DJM-750MK2、DJM-450 に対応しております。DJM-RECと使用するには、DJミキサーシリーズを最新のファームウェアにアップデートする必要があります。
DJM-450の魅力、いかがでしたでしょうか?
現場対応力◎、PCDJ◎、音質◎、操作性◎、機能面◎、スクラッチ◎、ミックス重視◎・・・。
本当に非の打ち所がありません。
現場での設置率がダントツで高いPioneer DJの4chミキサーが10年以上このレイアウトで君臨し続け、多くのDJの定番であり続けたことは事実であり、おそらくですがこれからもPioneer DJがスタンダードであり続けることはほぼ間違いありません。
もちろん世の中にはスクラッチに特化したミキサー、バトルDJに向いているミキサー、スムーズなMIXに向いているミキサーなどがありそれぞれ素晴らしい機能を持っていますが、全てのDJの欲や希望を満遍なく満たしてきたのは間違いなくPioneer DJでしょう。
これまで多くのクラブDJが現場と同じ環境を望んで高額4chミキサーを手にしてきましたが、DJM-450はある意味でリリースしてはいけなかったのでは?というくらい理にかなったDJミキサーと言えます。
これからクラブでDJが出来るようにと練習に励んでいる方、今はアナログまたはCDJだけど、パソコンを使ったDJも視野に入れたいという方、スクラッチを練習したい方、エフェクターを使ったMIXに力を入れていきたいという方などなど!
DJM-450はどんなDJにも自信を持っておすすめします!
さらに今なら・・・!!