DJをやってみよう!

DJのことはなんとなく知ってるけど、自分がやるとなると全然分からない!
そんな方に、DJプレイの基本をお教えします。

アニソンDJへの道を踏み出しているみなさま、お元気でしょうか。
今回は第2回、DJプレイの基礎をお教えします。

先に言っておきます。

DJは続けないと上手くなりません。

もちろん趣味程度に始めて、途中で難しくなって「やっぱや〜めたっ!」となっても別に構いませんが、どうせやるならある程度までは上達したいですよね!

好きで始めたなら、この際嫌いになるぐらいトコトン練習しまくるのもいいかもしれませんよ!!

■ピッチを合わせましょう。

DJプレイでは曲をミックスするわけですが、テンポのバラバラな2曲を同時にかけると、とても気持ち悪いです。
ドタバタ、ドタドタ踊れたもんじゃありませんっ。

つまり、DJというのは基本的に繋ぐ曲のピッチをあわせるのです。
まあPCDJの世界では大抵の場合ボタンひとつで合ってしまいますけどね。

レコードなら「曲の出したい部分を、出したいタイミングで」パッと出せる練習をしましょう。
CDJやPCDJなら、出したい部分を出せるよう、CUEの設定をピッタリできるようにしたり、などなど。

自分の思ったタイミングで曲を再生できなければ、せっかくピッチをあわせても上手くミックスできませんよね。

■構成を考えましょう。

ただ淡々と曲をつないでいてはダメです。
DJプレイには緩急をつけないと、聞いている方が飽きちゃいます。

「ここで盛り上がってほしい!」
そう思ったら、そこまでの道すじを考えましょう。

誰もが知ってる名曲から名曲へのつなぎや、分かる人にだけ分かる「〜つながり」の曲、そして隠れた名曲など。
その道すじは無限に考えられますし、そのたくさんの選択肢の中から道すじを決めるのはあなたなのです。

■ミックスに色付けしましょ。

ミキサーにしてもPCDJコントローラーにしても、EQや、ものによってはエフェクターなどが搭載されていることもありますよね。

たとえば、ミックスするときに片方のEQのLOW(低音)を切ることで、低音が被って音が変になってしまうのを防いだりすることができます。
このような、色々な小さな工夫を重ねてスムーズなミックスが完成していくというわけです。